「FXを始めたいけど、専門用語が難しくてよくわからない…」
そんなFX初心者の方に向けて、最初に覚えるべき基本用語をわかりやすく解説します。
これを読むだけで、FXの仕組みや流れがぐっと理解しやすくなります!
FXとは?初心者が知っておきたい基礎知識
FX(Foreign Exchange)は、外国の通貨を売買して利益を得る取引のこと。
たとえば「ドルを買って、円で売る」など、通貨ペアの値動きを利用して利益を狙います。
FX初心者が覚えるべき基本用語10選
1. 通貨ペア(Currency Pair)
FXでは2つの通貨を組み合わせて取引します。
- 例:USD/JPY(米ドル/日本円)
- 最初の通貨:基軸通貨
- 後ろの通貨:決済通貨
「ドル/円を買う」とは、「ドルを買って円を売る」という意味です。
2. スプレッド(Spread)
買値と売値の差をスプレッドと呼びます。
実質的な手数料なので、スプレッドが狭い業者を選ぶとお得です。
3. ロングとショート
- ロング(買い):価格が上がれば利益
- ショート(売り):価格が下がれば利益
初心者でも下落相場で利益を狙えるのがFXの魅力です。
4. レバレッジ(Leverage)
少ない資金で大きな金額を取引できる仕組みです。
例:10万円の資金で100万円分の取引=10倍レバレッジ
ただし、リスクも大きくなるため注意が必要です。
5. ロスカット(強制決済)
損失が一定の水準に達したとき、自動的にポジションが決済される仕組み。
大きな損失を防ぐための安全装置です。
6. 証拠金(Margin)
FX取引をするための担保金のこと。
証拠金が多いほど、より大きな取引が可能になります。
7. pips(ピップス)
FXの値動きを示す最小単位。
例:ドル/円が110.00 → 110.10 に変動 → 10pipsの上昇
8. スワップポイント(Swap)
2つの通貨の金利差によって発生する利益またはコスト。
ポジションを日をまたいで保有するとスワップが発生します。
スワップポイントはプラスだけでなくマイナスになることもあります。
売買での利益だけでなく、一時期トルコリラが流行った例のように、スワップポイントを積み重ねて稼ぐ手法もあります。
9. テクニカル分析
チャートや過去の値動きを元に相場を予測する方法。
初心者でも学びやすい分析方法として人気です。
10. ファンダメンタルズ分析
経済指標やニュースを元に相場を予測する方法。
金利や雇用統計など、経済全体に注目するのが特徴です。
まとめ|まずは用語から、安心してFXを始めよう!
FXを始めるうえで、基本用語をしっかり理解することは最初のステップです。
難しそうに見えても、一度覚えてしまえば実際の取引もぐっとわかりやすくなります。
「FX初心者だから不安…」という方も、焦らず一歩ずつ進めば大丈夫!
次回は「初心者におすすめのFX口座の選び方」をご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

