「FXでなかなか勝てない…」
そんな悩みを持つ人の多くが、正しく損切りできていないことが原因です。
FXにおいて損切は「資金を守るための最重要スキル」。
この記事では、FX 損切のルール作り・損切ラインの決め方・心理対策まで、初心者にもわかりやすく解説していきます。
目次
✅この記事でわかること
- FXで損切りが重要な理由
- 損切ルールの作り方(初心者向けステップ解説)
- 実際のチャートで見る損切例
- 損切できない人の心理とその対策
FXでなぜ損切が重要なのか?
FXで安定して勝ち続けるためには、負けを最小限に抑える損切が不可欠です。
◆FXで損切りしないとどうなる?
- 損失がどんどん膨らみ、口座資金が一気に減少
- 感情的なトレードで冷静な判断ができなくなる
- 一回の大損で退場(ロスカット)もあり得る
FX損切は「負け」ではなく、「次につなげる撤退」と捉えましょう。
FX損切ルールの作り方【3ステップ】
① 1トレードあたりの損失上限を決める
まずは、1回の取引でいくらまで損してOKかを決めましょう。
目安:口座資金の1~2%以内
例)10万円の資金 → 1回の損切は最大2,000円
② チャート分析に基づく損切ポイントを設定
エントリー前にチャート上の根拠ある損切ラインを決めることが重要です。
- トレンド型:直近の安値/高値を割ったら損切
- ブレイクアウト型:レンジに戻ったら損切
👇実際のFXチャートで「損切ポイント」を見てみましょう。
📊損切例①:トレンドフォロー型
(上昇トレンドの押し目買い → 安値割れで損切)

📊損切例②:ブレイクアウト型
(レンジ上抜けエントリー → 再度レンジ内に戻ったら損切)

③ ロットサイズを調整してリスクを一定に
損切幅が広いときはロット数を減らし、リスク(損失額)を一定に保つのが鉄則です。
FX損切ができない理由と心理対策
「損切ラインを決めていたのに切れなかった」…そんな経験はありませんか?
損切できないのは、心理的な壁が原因です。
💭「そのうち戻るかも…」
- 損切ポイントを事前に紙やアプリでメモ
- 過去の失敗トレードを検証して“希望観測”が通用しないことを実感
💭「損失を確定するのが怖い」
- 損切は「ルールを守った成功」として自分を評価する
- 負け=悪ではない。トータルで利益を出すことを優先
💭「すぐ取り返そう」として無謀なエントリー
- 「損切3回でその日は終了」など、自分を止めるルールを明確に
- 損切後はコーヒーを飲む・深呼吸などで気持ちをリセット
まとめ|FX損切は“負け”ではなく“守り”の武器
- FXの損切は資金管理の基本
- 事前に明確なルールを作れば、迷いなく損切できる
- 心理対策まで整えることでトレードが安定
大切なのは「勝率」より「損小利大」。
しっかり損切できる人が、FXで生き残るトレーダーです。

