こんにちは、FXトレーダーのみなさん!
2025年5月第3週は、インフレ・雇用・景気に関連する重要経済指標が続々と発表され、為替市場のボラティリティが再び高まる可能性があります。
今回は、米ドル・ユーロ・英ポンド・日本円に絞って、来週注目すべき指標とその影響を通貨別にまとめました。
目次
🇺🇸 米ドル(USD)|CPIと小売売上高で利下げ観測に影響か?
📌 注目指標
- 5/13(火):4月 消費者物価指数(CPI)
- 5/15(木):4月 生産者物価指数(PPI)、4月 小売売上高、5月 フィラデルフィア連銀景況指数、4月 鉱工業生産
- 5/16(金):4月 住宅着工件数、5月 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)
戦略考察
FRBの次の一手を占うには、CPIと小売売上高がカギ。インフレ鈍化や消費減速が確認されればドル売りが進む可能性があります。
🇪🇺 ユーロ(EUR)|ZEW景況感とGDP速報でユーロ圏の回復度を見極め
📌 注目指標
- 5/13(火):5月 ZEW景況感調査(ドイツ・ユーロ圏)
- 5/15(木):第1四半期GDP速報値、3月 鉱工業生産
戦略考察
GDPが堅調ならユーロ買い材料、逆に軟調なら利下げ観測が浮上しユーロ売りが強まる可能性があります。
🇬🇧 英ポンド(GBP)|労働市場とGDPがポンドの方向性を左右
📌 注目指標
- 5/13(火):4月 失業保険申請件数、3月 ILO失業率
- 5/15(木):第1四半期GDP速報、3月 鉱工業生産
戦略考察
BOEのスタンスに影響を与える指標が多数。強ければポンドは底堅く、悪化すれば利下げ観測が浮上しやすくなります。
🇯🇵 日本円(JPY)|GDPと企業物価で日銀のスタンスを見極め
📌 注目指標
- 5/12(月):3月 経常収支、4月 景気ウォッチャー調査
- 5/13(火):4月 マネーストックM2
- 5/14(水):4月 国内企業物価指数(PPI)
- 5/16(金):第1四半期GDP速報
戦略考察
日本の1Q GDPや企業物価が強ければ、円買いの材料に。日銀の政策姿勢にも影響する可能性があります。
📊 通貨別まとめ|来週の注目イベントと戦略
| 通貨 | 注目指標 | ポイント | 戦略ヒント |
|---|---|---|---|
| 🇺🇸 米ドル | CPI・小売売上高 | インフレと消費の強弱 | 鈍化ならドル売り、堅調なら買い |
| 🇪🇺 ユーロ | GDP・ZEW景況感 | 回復度を見極める | 弱ければ戻り売り、強ければ押し目買い |
| 🇬🇧 ポンド | 失業率・GDP | 景気鈍化リスク | 指標反応型の短期トレード |
| 🇯🇵 円 | 企業物価・GDP | 政策転換観測に注目 | サプライズ強ければ円買い方向へ |
🎯 最後に|発表時間と値動きに要注意
来週はインフレ、成長、雇用と、相場のテーマを決定づけるデータがそろい踏み。特にCPI・GDP・失業率は発表直後に大きく動く可能性があります。
- 指標発表時刻の把握
- ポジション量の調整
- ストップロスの設定
この3点を意識して、冷静なトレードを心がけましょう!
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