こんにちは、FXトレーダーのみなさん!
ゴールデンウィーク明けの2025年5月第2週は、為替市場にとって極めて重要なイベントが集中しています。FOMC(米連邦公開市場委員会)、BOE(イングランド銀行)、そして日銀の議事要旨といった政策系イベントに加えて、各国の景気やインフレの動向を示す経済指標も多数発表されます。
この記事では、米ドル・ユーロ・ポンド・日本円に関係する注目指標と、それぞれの通貨別戦略をわかりやすくご紹介します!
目次
🇺🇸 米ドル(USD)|FOMC・ISM・雇用関連データがカギ!
注目指標一覧
- 5/5(月):ISM非製造業景況指数
- 5/6(火):3月貿易収支
- 5/7(水):FOMC政策金利発表、パウエルFRB議長記者会見
- 5/8(木):単位労働コスト(速報)、労働生産性、新規失業保険申請件数
- 5/9(金):3月卸売売上高
戦略考察
FOMCでは金利据え置きが予想されていますが、声明文とパウエル議長の発言が相場の分岐点になります。
- インフレ再加速の懸念やタカ派的な発言があればドル買いへ
- ハト派的な姿勢ならドル売りに傾く可能性
🇪🇺 ユーロ(EUR)|消費・物価動向に注目
注目指標一覧
- 5/6(火):サービスPMI(改定値)、卸売物価指数(PPI)
- 5/7(水):小売売上高
- 5/8(木):鉱工業生産、貿易収支
戦略考察
- 弱いPPIや小売データが出ればユーロ売りが進行
- PMIが好調なら短期ユーロ買いも視野に
🇬🇧 ポンド(GBP)|BOEイベントウィーク!
注目指標一覧
- 5/6(火):サービスPMI(改定値)
- 5/7(水):建設業PMI
- 5/8(木):BOE政策金利、議事要旨
- 5/9(金):ベイリーBOE総裁の発言
戦略考察
- BOEが金融引き締め姿勢を維持 → ポンド買い
- 利下げや景気懸念が示されれば → ポンド売り
🇯🇵 日本円(JPY)|日銀の議事要旨と物価・消費関連データ
注目指標一覧
- 5/8(木):日銀金融政策決定会合 議事要旨
- 5/9(金):家計調査(消費支出)、毎月勤労統計(給与総額)、景気一致指数、景気先行指数
戦略考察
- 消費や賃金が強ければ → 円買いへの反転材料に
- データが弱ければ → 円売り継続もあり
📊 通貨別・来週のまとめ
| 通貨 | 注目イベント・指標 | トレードのヒント |
|---|---|---|
| 🇺🇸 米ドル | FOMC・ISM・労働統計 | FOMC後の流れに乗る順張り |
| 🇪🇺 ユーロ | PPI・小売・鉱工業生産 | 弱いデータで戻り売り |
| 🇬🇧 ポンド | BOE政策決定・総裁発言 | 内容次第でボラ拡大 |
| 🇯🇵 円 | 日銀議事要旨・消費・賃金 | 強データで円買いシフトの可能性 |
🔍 最後に|指標発表の時間とリスク管理を忘れずに
来週は、中央銀行イベントと景気指標が重なる「材料の多い週」となります。相場の上下動が激しくなる可能性もあるため、ポジションサイズや損切り設定を含めたリスク管理が非常に重要です。

